芸能関係者を始め多くの著名人がお忍びで通い、3年先まで予約待ちが続くという人気の小林メディカルクリニック東京。腸や美肌の診察を中心とした、最先端の診療が話題を呼んでいます。今回は、「駆け込みドクター!運命を変える健康診断」など多くのメディアにご出演されている、院長の小林暁子先生にお話を伺いました。
- まず、クリニックについて教えていただけますか?
はい。私はより多くの人に、内側からキレイでいてほしいと願っています。そして多くの人に健康でいてもらうアドバイスをするのが大好きなんです。
そうした思いから始めたのが、このクリニックです。現在、クリニックでは開業当初の内科・皮膚科・アレルギー科だけでなく、ご要望の多かった「スポーツ医学」「予防医学」「アンチエイジング医学」「人間ドック」といった診療内容も充実しています。
最近では、ミネラルの重要性に着目した病気にならない体づくりの一環として、美容・健康ミネラルといわれるシリカ含有量の高い『FIJI Water』や天然由来原料使用の22種類の栄養成分を高配合量で組み合わせたヘルシーパスの『マルチビタミン&ミネラル』サプリメントも治療も行っています。
- クリニックにはどんなこだわりがありますか?
クリニックでは、本当に良質で自分でエビデンスを確認したものしか使用しないようにしています。最近では、どんどん新しい美容法が登場していますから、それをすぐに試してみたいという方も私のクリニックにいらっしゃいます。
そのような最新のものにすぐに対応してあげられないのは申し訳ないのですが、来てくれた患者さんに対して自分でも不確かなものはご提供したくないんです。患者の方ひとりひとりとしっかり向き合うことで、内側からカラダをきれいにして、病気にならないカラダと心を作るための治療・アドバイスを行っているんですよ。
また、アンチエイジング外来等の自費診療においても、必要に応じて漢方薬やビタミン剤を保険診療にて処方したりと、より多くの方に内側からキレイになっていただくため、クリニック全体で患者様のために取り組んでいます。
- 「内側からキレイ」になるためには、どんなことに気をつければいいですか?
そうですね、まずは腸の環境を良くすること。腸をキレイにするだけで、日々の生活がパッと明るくなるんです。だから私は、そのお手伝いをするのが大好きなんです。私自身、常にストイックに食事制限をしていたり、運動しているわけじゃないんですよ。
自分のペースで食べたいものは食べるし、運動だって一週間で空いた時間にウォーキングやランニングを30分程度やるくらい。若いうちから、あれもこれもとキレイを保つためにいろんなことをしていたら、年齢を重ねてから大変でしょ?ただ、常にお水は飲むようにしています。たくさん摂取することで、腸もどんどんキレイになるんですよ。
- 小林先生はどのように水分を摂取されてますか?
朝、クリニックでも患者さんにオススメしている『ファイバープロ』という水溶性食物繊維のサプリとフィジーウォーターを一緒に飲むようにしています。朝ちゃんと良いものを摂取すると、一日中調子がいいんですよ。
- ファイバープロは、クリニックでの便秘外来・美腸外来でも人気と聞いていますが、どのようなものですか?
ファイバープロには、高品質の水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維は善玉菌の活性化を手助けします。
また、腸をキレイにするだけでなく、女性の癌死亡率1位である大腸癌の予防にもつながるため、女性に摂取して欲しいものの一つです。
でも、どんなにいいものを摂取しても、細胞って水分が足りてないとちゃんと機能してくれません。
だから、私も水分は脳が「喉が渇いた」というサインを出す前に、日中もこまめに摂取するようにしています。
- 気づかないうちにカラダの水分は不足するんですね?
そうなんです。仕事柄、私自身もテレビに出たり、また芸能関係者の方ともお話するのですが、収録の際、知らず知らずのうちに脱水症状に近い状態になることもあるんですよ。
以前、そのような症状の方から体調やお肌の相談をされた時に、「もっとお水の摂取を」とアドバイスしたことがあります。次にお会いした時には、お肌の状態だけでなく全体的に明るくなられていて、お水の大切さを実感したことがあります。
- 小林先生も内側から輝いているようなお肌をされていますね。毎日どんなお手入れをされてますか?
お肌のお手入れは、実は洗顔をして化粧水とクリームを塗る程度なんです。色々な方にアドバイスをしっかりとしている分、自分はそんなに完璧じゃなくていい状態にして、バランスをとっているように思いますね。
お化粧もシンプルで、最近では日焼け止めを塗った後、出来るだけ添加物の少ないパウダーをするくらい。シンプルにしてから、洗う負荷も減ってお肌の調子もいいように思います。ほら、赤ちゃんのキレイなお肌に、なにか塗ろうなんて思わないでしょ?何事もやりすぎは良くないんです。
- やはり内側からのお手入れが大切でしょうか?
そうですね。毎日しっかりミネラルを取って、水分をこまめに補給することで腸の状態を整えていると、面倒なお手入れをしなくてもお肌の調子が良くなるんです。腸が良い状態だと忙しくても元気でいられます。それに、ミネラルって本当に微量なものなのですが、実はとっても大切なものなんです。
- キレイのキーワードは「腸内環境」と「ミネラル」なんですね。
えぇ、ミネラルは今、私が最も注目しているものの一つです。これから医療の業界でももっと注目されてくると思います。一見恵まれた食生活をしている日本人も、ミネラルが足りていない人がたくさんいるんですよ。
- 小林先生はどうしてミネラルに注目し始めたのですか?
私は元々、腸を専門に研究していました。腸というデトックス器官を追求していく中で、より踏み込んだアンチエイジングに興味を持ち始めたことがきっかけで、ミネラルに注目するようになりました。ミネラルを意識することで「より繊細なアンチエイジングができる」といったイメージでしょうか。
- 女性にとってもミネラルは欠かせないものなんですね。
そうなのよ。でも実は、キレイな人ほどミネラルが足りていないように思います。外側がキレイなのに内側がミネラル不足だともったいないですよね。
- 最近の働く女性は、仕事が忙しくてコンビニ食が増えてしまったり、ダイエットのための食事制限など、社会で求められるものも多く大変なように思います。
そうですね。最近の若い方は情報が多い分、自分磨きへの意識が高いですよね。でも、高級なコスメやサプリメントを使用しているからといって「キレイになる」というわけではないと思います。私自身、昔のほうが色々と試していたように思います。
- ではどうすれば、忙しい女性でもキレイなオーラを放つことができますか?
いらっしゃった患者さんに、栄養吸収の器官である腸の環境改善の方法と自分に足りないミネラルを知ってもらい、改善のアドバイスやお手伝いをしています。そのような治療を続けている方は、美容面だけでなく体調や心、判断力まで改善されています。
私自身ミネラルに注目し摂取を意識するようになってから、いらっしゃる患者さんからも「先生、最近何かしてるの?教えて!」と聞かれるようになって。
- 周りの人に内側からの変化を気づいてもらえるとは嬉しいですね。
そうなんです。腸の状態を改善し、バランスの良いミネラルを吸収することで、脳にもプラスの変化が起こります。良質のミネラル摂取を心がけるだけで、心まで健康になるだけでなく、大切な場での判断力が鋭くなったりといいことだらけなんですよ。私の周りにいる経営者の方をはじめ、社会立場上大事な決断を迫られることの多い方は、そのようなバランスがいいように思います。
- カラダの環境改善は、今からでも間に合いますか?
大丈夫。カラダのターンオーバーサイクルは人にもよりますが、大体28日周期。3ヶ月位続けるとこで変化を感じられるようになり、1年間続けると全体的に改善されていきます。
- やはり継続が大切なんですね。
えぇ、もしお子さんがいるようであれば、5歳くらいまでの腸内環境はとっても大事なの。この時期にきちんと良いお水を飲ませて良い腸内環境を作ることは、大人になってからの生活習慣病を減らすことにもつながります。
- フィジーウォーターは飲まれてみていかがですか。
実は、もともとパッケージも可愛いし知っていたお水でしたが、昔はそれほど意識していなかったの。でも、ちょうどミネラルに注目し始めた時に改めてフィジーウォーターにシリカが豊富に含まれているということを知って、自分でも飲み始めるようになりました。
また、クリニックで『A-LIFT』など美肌づくりの施術後に、患者さんに飲んでもらうお水にもぴったりだと思いキャンペーンとしても導入しました。
- 大事な施術の際にフィジーウォーターを選んでいただき、嬉しいです。
お水はデトックスにも不可欠で、内側からキレイになるためにも大切なものです。実は、ミネラルの吸収って「椅子取りゲーム」みたいなものなの。悪いものを排出しないと良いものが吸収されないんです。
- 最後に、美と健康を目指す女性にアドバイスをお願いします。
やはり一番は環境を良くすることでしょうか。
腸内環境が悪いと、悪玉菌が作る有害物質が血管から吸収され、肌荒れや免疫力の低下を引き起こします。それを防ぐためには、安心できる質の良いお水をこまめに飲んで、水溶性食物繊維やミネラルなどが摂取できるバランスの良い食事をで腸内環境を整えること。
腸は栄養吸収と老廃物排出をするだけの器官ではなく、ストレスや免疫力にも影響を与えます。つまり心の安定や元気なカラダ、そして美肌のためには、腸内環境の改善が必要不可欠ということ。
これからの美容やアンチエイジングは、外側だけでなく「内側からのキレイ」にも意識を向けるようになっていってほしいと願っています。
小林暁子先生プロフィール
順天堂大学医学部卒業。大学病院に勤務後、2005年にクリニックを開設。
内科皮膚科を含めた総合的なアンチエイジング治療を行っています。
書籍
『9割の心の不調は自分で治せる』
『2週間で腸が若返る! 美腸ダイエット』
『美しいを引き寄せる「副交感神経」の意識』
『便秘を治す 81のワザ+α』
※インタビュー内容はすべて個人の感想です。