Silica

シリカ(珪素、ケイ素)とは

シリカは、日本では珪素、ケイ素とも呼ばれています。太古から地球上に存在する物質です。

シリカは土壌に多く含まれるため、きびや麦などの穀類やじゃがいもに豊富に含まれています。また、シリカは海水中にも存在するため、海藻類や貝類にも含まれています。

シリカは美容と健康を維持するうえで、基本的な働きをしています。そのため、シリカが不足すると様々な症状が現れます。

美のミネラル「シリカ」の4つの働き

1 コラーゲンの再生・構築・補強・維持をサポートする

2 カルシウムより骨を強くする

3 ツヤのある髪や爪をつくる

4 血管に弾力を与える

シリカはコラーゲンの再生・構築・補強・維持をサポートします

コラーゲンやエラスチンなど、肌の弾力に欠かせない組織を束ねているのがシリカです。コラーゲンのあるところには、必ずシリカが存在します。

シリカはコラーゲンとヒアルロン酸を肌のうえでつなぎとめる働きをしています。そして、肌のすきまを接着剤のように埋めて丈夫にし、保水力をアップさせます。そのため、コラーゲンと一緒にシリカを摂ると効率的に肌弾力をアップさせることができます。

コラーゲンが弾力を失って密度が低下すると、シワやたるみの原因になるため、コラーゲンの密度を上げるシリカを摂取することは、コラーゲンの生成と同じくらい重視されています。

シリカはカルシウムより骨を丈夫にします

シリカには骨を丈夫にする働きやカルシウムの吸収を助ける働きがあることから、アメリカやドイツでは様々な形でシリカを摂取されています。

1970 年代、米ハーバード大学、英セント・トーマス病院など米英5 機関の共同研究グループによって「フラミンガム子孫研究」が開始されました。その結果、シリカ摂取量と骨の強さには密接な関係があり、その影響はカルシウムより大きいと研究グループは結論づけました。

シリカはツヤのある髪や爪をつくる働きをします

シリカは体のあらゆる細胞に含まれる必須ミネラルですが、特に髪や爪に多く含まれています。そして、コシやツヤのある美しい髪をつくったり、ツヤのある丈夫で美しい爪をつくる働きをしています。

ヘアサロンではトリートメント効果を高める美容素材としてシリカが活用され、パーマやカラーリングの前にシリカローションを行うサロンも増えてきています。

シリカは血管に弾力を与える働きをします

シリカは血管の弾力性を維持し、血液の温度を保つ働きもしています。シリカが不足すると、動脈硬化が進むことも知られています。

人間の血管の長さは約10万キロメートルで、地球約2周半分に相当します。その95%は、目に見えないほど細い毛細血管です。これほど長くて細い血管が切れずに血液を全身に運ぶことができるのは、血管に存在するシリカが弾力を与えているためです。

シリカ不足が引き起こす4つの症状

1 シワやたるみの原因になる

2 骨粗しょう症の進行につながる

3 関節の弱体化につながる

4 免疫力の低下につながる

シリカ不足は、シワやたるみの原因に

シリカは肌の保湿に関わり、肌のハリや弾力の元であるコラーゲンの再生・構築・補強・維持を助けています。

そのため、シリカが減少すると正常なコラーゲンも減少し、肌の弾力がなくなってシワやたるみが生じてしまいます。その結果、肌が乾燥しやすくなり荒れてしまいます。年齢肌の一因は、シリカ不足によるものです。

シリカ不足は、骨粗しょう症の進行に

骨折した部位ではシリカの含有率が50倍近くまで高まることからも、骨の形成においてシリカがいかに重要な役割を果たしているかがわかります。

骨組織中のシリカは年齢とともに大幅に減少していくため、シリカの減少が骨粗しょう症にも深く関わっていると考えられます。

シリカ不足は、関節の弱体化に

シリカは関節をスムーズに動かすために機能している、軟骨の生成や修復に関わっています。

また、軟骨や関節液に含まれるコンドロイチン硫酸などのムコ多糖体は、シリカとの結びつきが非常に強いため、シリカが減少するとムコ多糖も減少して関節が弱くなり、痛みや炎症につながります。

シリカ不足は、免疫力の低下に

シリカは体を守るために大切な役割を果たしている、免疫力にも深く関わっています。

アメリカの生化学者が行った研究では、動物の食料や環境からシリカを完全に取り除くと、成長が通常より30 ~ 35%遅くなって免疫力が低下し、その後シリカを投与すると正常に戻ったという報告もあります。